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江戸お留守居役の日記―寛永期の萩藩邸 (講談社文庫)』、面白い!
こちらは萩藩の江戸留守居役・福間彦右衛門さんの日記を元にした本。
江戸にあって将軍家や他藩との交渉窓口となった留守居役の仕事が、
あれこれ記されている。

留守居役の仕事でもちろん一番大事なのは外交折衝なんだけど、
そのためにコネを作って維持することにとても気を遣っている。
幕府要人、その用人や、
仲介役の「心安き旗本衆」と良好な関係を築くために、
日頃からあれこれ進物を贈ったり便宜をはかったりとか。
でも彼らからの牢人の就職依頼はすべてお断わりするのが毛利藩流w

そういう大きな仕事の話も面白いんだけど、
日常の小さなトラブル話も面白い。
衆道関係のもつれから武家奉公人の雇用にクレームが来たり、
藩士が誤認逮捕されちゃったり、
藩邸の下女が放火しちゃったり、
藩士がこれまた衆道がらみで殺人事件起こしちゃったり、
(萩藩としては1608年に衆道禁止しているそうだが)
藩士が牢人の詐欺に遭ったり。
人が多いといろいろあるよねw

で、基本的に江戸町人は他国の藩の言うことを聞かないw
なので町人がらみのトラブルの時は、
町奉行にお願いする必要があるので、
ここでも日頃のつきあいが影響してくる、と。

スマートで頭の回転がいい人じゃないと務まらない役目だー。
2010/11/05(金) その他の小話 COM(0)
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