97年NHK大河『毛利元就』#32鑑賞。
ドンピシャな元春嫁取り話の回。
基本設定に忠実なブサ嫁さん役の女優さんのチョイスが神。
ご面相はまあナニだが、声はかわいく、頭は回り、意地がまたかわいくて、
「……アリだ」
と思ったw
有名な元春の嫁取りに関しちゃ、かねてから疑問だった。
「おたくの娘さんブサでもらい手ないから俺がもらってやんよ、感謝してね!」
なんて言われたって喜ぶかフツー?
下に妹たちもいるみたいだし、
この時代「婚約中に疱瘡にかかったので嫁には出せなくなりました」の
テンプレエピソードもあるわけだし、
嫁に行かない長女がいるからってそこまで対面傷つくんだろうか?
(嫁を取らない長男がいる家はいいのか?)
まあ熊谷にとって娘婿が毛利の次男坊なら願ったり叶ったりだったとしても、
やっぱり足下見られながら毛利の傘下に入るっていうのは、
それこそお家のプライド的にどうなんだ。
なので、
お嬢さんをボクに下さい!
↓
帰れ。
↓
そんなあ!ぜひお嬢さんと話させて!口説かせて!
↓
話は聞いてました、私がブサだからって付け入ったわけ?
↓
はいすみません付け入りました、しめたって思っちゃいました。
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やっぱ。でもイケメンだから結婚します。私は世のブサの希望になります!
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よかった~、ありがとう!
↓
私、いいお嫁さんになります。きれいな側室を持ってね。
↓
ああ?側室!?ふざけんな!!この話はナシだナシ!!!
↓
!???
↓
ブサは許すがイジけたナル女は許さん!
↓
なによ!どうせ男には私みたいなブサの気持ちなんてわかんないわよ!
↓
肩肘張るな!(……でもそういうところがかわいい……)
↓
(ぴーん)ぽっ。
という「ドラマチックな初めての出逢いで恋に落ちました」展開はよかったw